受精卵の3次元イメージングシステムの研究開発に着手 ~マウス受精卵の3次元構造を可視化~

株式会社SCREENホールディングスは、光干渉式断層撮像システム「Cell3iMager Estier(スリー・ディー・セル・イメージャー エスティア)」を応用した研究開発の一環として、国立大学法人鳥取大学(以下、鳥取大学)との共同研究を進めてきた結果、光干渉式断層撮像技術を用いたマウス受精卵の3次元可視化技術の構築に成功しました。 Cell3iMager Estier 【既存観察法との比較(2細胞期)】 顕微鏡観察 Estier 【内部構造の観察】 内部細胞塊の抽出 近年、細胞イメージング分野は、解析装置の進歩に伴って著しい発展を遂げています。細胞や生体組織の研究分野においては3次元形状の構造を観察・計測する研究が増加しており、細胞などを傷つけることなく容易に観察できる解析装置が求められています。 当社が2017年12月に販売を開始した「Cell3iMager Estier」は、前処理を必要とせず、非侵襲※1で安全に高解像度(3μm)の3次元画像を容易に撮影できるため、空洞や間隙(かんげき)など、外部からは分からない内部構造を観察できるという点に特長があります。そこで当社は鳥取大学と共同で、「Cell3iMager Estier」による、受精卵の3次元可視化技術の研究※2に着手。マウスの受精卵を24時間ごとに撮像した結果、初期胚の割球の様子、透明帯、胚盤胞などの空洞、内部細胞塊※3、栄養外胚葉などの3次元構造を観察することに成功しました。 当社は、今後もお客さまの幅広いニーズに応えるとともに、ライフサイエンス分野の発展に貢献していきます。 ■ 鳥取大学 准教授  大林 徹也氏

アーカイブ

Copyright © 2018 SCREEN Holdings Co., Ltd. All Rights Reserved

  • LinkedIn Social Icon