3次元イメージの観察・計測を実現した高深度断層撮像システム「Cell3iMager Estier」を開発

~非侵襲で生体サンプルの立体的な観察が可能に~ 近年、細胞イメージング分野は、解析装置の進歩に伴って著しい発展を遂げており、生物顕微鏡を使用した、より詳細な生物現象の解析が可能になってきています。生物顕微鏡は、高解像度で鮮明な画像を取得できる半面、視野が限定されることや、染色などの前処理を行うためサンプルに侵襲的な影響を与えることなどが課題となっています。 このような現状を受け当社は、眼科領域での網膜診断などに使用されているOCT技術※2を搭載した、光干渉式断層撮像システム「Cell3iMager Estier」を開発。前処理を必要とせず、非侵襲かつ安全に、iPS細胞やES細胞などから作られたオルガノイド※3や生体組織サンプルの3次元画像を容易に撮像することを実現しました。また、空洞や間隙(かんげき)など、外からでは分からない内部構造を、わずか1分※4で深さ数百マイクロメートルまで撮像可能。さらに、研究現場で標準的に使用されているウェルプレートやシャーレのまま観察できるため、既存の生体顕微鏡との連携にも優れ、生物現象の立体的な解析を支援する装置となっています。 当社は、今回の「Cell3iMager Estier」の発売により、需要の拡大が見込まれる細胞イメージング分野においてビジネスの拡大を図るとともに、多様化する同分野のさらなる発展に貢献していきます。 ※1非侵襲(ひしんしゅう):生体に傷害を与えたり、内部環境の恒常性を乱す恐れがないこと。 ※2OCT技術:光の干渉性を利用して、生体などの断層画像を得る技術。近赤外線を照射して非接触・非侵襲で撮像できるため、被爆の心配もなく

細胞・微生物検査関連のベンチャー企業と資本業務提携

株式会社SCREENホールディングスはこのほど、細胞や微生物などの検査・評価機器を手掛けるベンチャー企業である株式会社AFIテクノロジー(本社:京都市、社長:円城寺 隆治/以下、AFI社)への出資を決定し、業務提携に関する契約を締結しました。 今回当社が出資したAFI社は、細胞・微生物の分離、精製、検出装置の事業化に取り組むベンチャー企業で、独自の電気計測・マイクロ流路技術を活用したラベルフリーの細胞分離や微生物の迅速検査を実現する、革新的な技術を保有。それらにより、食品、細胞、臨床診断の3分野における評価、制御システムなどを開発しています。特に細胞分野においては、iPS細胞をはじめ再生医療などに使用する細胞分離装置を開発している企業として、関心を集めています。 当社は、新規事業の一つとしてライフサイエンス事業を推進しており、細胞分野に向けてラベルフリーを特長とする高速3D細胞スキャナーの開発・製造・販売を、グローバルに展開しています。AFI社とは、2016年に当社の細胞スキャナーの画像解析アルゴリズムを同社の食品分野の微生物検査装置に提供するなど、以前から協業を進めてきました。そしてこのほど、AFI社が実施する細胞分野・臨床分野への進出ならびに食品分野向け装置の量産化に関する第三者割当増資を受け、同社に対し出資を決定するとともに、各種装置および消耗品をはじめとするデバイスの開発、製造、販売に関する業務提携契約を締結しました。 当社は今後、AFI社が行う装置量産化と細胞分野における国内外への販売などに協力し、当社のライフサイエンス事業とのシナジー効果の創出を通じて、

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